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30代後半男の惑い

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年下のタメ口

今朝会社に出勤するとタグチがパソコンに向かっていた。
その時の会話。

私 「おはよう。こう暑いと歩いてるだけで汗がでてくるよなぁ」
タグチ「うん」

私 「タグチはスーツの下に半袖のシャツ着てるけど汗でベタベタしないの?」
タグチ「ベタベタして中はサウナ状態なんだよね。だけどまだ新人だから脱げないしねぇ」

私 「やっぱり周りの目を気にして着てるんだ」
タグチ「うん」

私 「・・・ん?」

会社員であることを思い出すタグチ  
「あっ、すいません!昨日久しぶりに友達と遊んだので会話が休みモードでした。申し訳ないッス!」

私も休日モードだったせいか、最初はタグチのタメ口に違和感を覚えなかったのだが、年下にタメ口で話されることが妙に新鮮だった。
学生時代にバイトをしていた頃は上下関係が希薄だったし、そもそも敬語を知らない後輩も多かった。
社会人になり、社会人と接する生活を送っていると年下にタメ口で話されることが長い間なかったことに気付いた。

いつか、年上であろうとタメ口で話すようになる候補生が二人いる。
娘と息子だ。
今もタメ口だけど、それはボキャブラリーが足りないことに由来しているだけだろう。
そのうち分別がついてもずっと二人はタメ口なんだろうな。
タグチの、フツーに「うん」と言ってる姿を見て、なんだか自分の息子みたいな気分になった。
あと20年したら、今日の会話を息子としていると思うと不思議だった。
ちびっ子が大人になったときの様子が今はまだ想像もつかないけど、あっという間に20年なんて経つのだろう。

いい大人になって年下にタメ口で話されるのって気持ちいいもんだと感じた。
言葉が上下関係とか利害関係とかを造りあげているんだなぁ、と改めて、思う。
by bingolgo | 2007-08-06 23:30
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Welcome to my life!


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