30代後半男の惑い

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犯人逃亡中

朝、薬問屋さんを訪問したら自動販売機の周りに人だかりができていた。
何者かが販売機からお金を盗もうとした形跡があり、販売機は痛々しい様相をしていた。
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3台並んでいる自動販売機すべてがバールで破壊されていた。
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ただ、不幸中の幸いにも現金は盗まれていないとのことだった。

意外と社員の方々のコメントは冷静だ。
多数をしめていた意見は↓

「ここまでやって盗めないなんて、なんてダメなヤツだ」

一銭も得ることができなかった犯人は只今逃走中。

「これだけ手際が悪いヤツならきっとすぐ足がつくだろう」と現場の意見は一致していた。

しかし破壊の跡を見るとドキリとしてしまう。
こういう機会に身の回りのセキュリティを再考してみよう。
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by bingolgo | 2007-09-20 00:37

みつばちに学ぶ弱者の戦い

晩御飯を食べながらTVを見ていたら大スズメバチに襲われたみつばちの戦いがクイズになっていた。
大スズメバチは時としてみつばちの巣を襲い幼虫を食べて、30分ほどで巣を壊滅してしまうほどの強敵らしい。
テレビでは大きなスズメバチが赤子をひねるようにみつばちをやっつけているシーンが流れていた。

さて、みつばちの戦い方は?
1.みんなで針で刺す
2.みんなで蜜を出して窒息させる
3.みんなで熱を出して蒸す


答えは3.の蒸す、だった。
みちばちが集団でスズメバチに覆いかぶさり、団子のようになった後、スズメバチは息絶えていた。
みつばちの体は45℃までは耐えられるが、スズメバチは42℃までしか持たないらしく、みつばち軍団は力を振り絞って体温を上げて、43℃の熱を出すとのことだ。

あっぱれ、みつばち。

以前私の上司だった人は常に言っていた。
「弱者には弱者の戦い方がある」と。
みつばちの世界でもこの言葉は生きていた。

弱者は知恵を持たなければならない。
人間の世界でも無知だと損をすることが多々ある。
みつばちを見習おう、そして勇気をもらった。

今日は子供たちを初ボウリングに連れて行った。
受付で聞かれる。「サービス券はございますか?」
普通はちらしやタウン誌に当然のように付いている「1ゲーム無料券」を持参するのだろう。
「いえ・・ないです」意味なく無念な気持ちになった。

ボウリングを楽しんで清算をした後、家族はみんなで手を洗いにトイレに行ったので私ひとりで待っていると店員が寄ってきた。
「すいません、先ほど清算された方とご一緒の方ですよね?隣のレーンと間違えて清算してしまいました。
あと2,100円いただけますか?」

大スズメバチなら、ごねていただろう。
みつばちなら終わったらさっさと帰っていたかな。
弱者は損はしていないのに大損した気持ちで追加料金を支払った。
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by bingolgo | 2007-09-15 23:09

Chopin: 24 Preludes, Op.28 - 4

2週間ほど前にDVDで「きみに読む物語」を観て、ずっと感想を記そうと思っていたのだが、かなり深いテーマなので簡単には書けなかった。
そして今も書けないのだけど、代わりに映画の中で使われていた曲のことを。

ショパン 24の前奏曲 第4番

主人公の男女二人が廃屋に二人きりとなり、これから結ばれるシーンのまさに前奏曲として使われる。ピアノを弾くのは女。
弱々しく単調な切ない旋律。情熱的に愛し合っている二人には似つかわない曲。
何故彼女はこの曲を弾いたのか?

耳に残るメロディ、どこで聴いたのだろうか?と記憶を振り返る。
同じように弱々しく切ない声が頭の中を巡る。

映画の中でもう一度、彼女がこの曲を弾いているシーンが映し出される。
再び旋律を聴いて、私が知っているこの曲はジェーン・バーキンが歌う「Jane B~私という女」であったことを思い出す。
この歌の詩はジェーンが自分自身のことを行方不明になった女の特徴を説明する形で成り立っている。もちろんこの曲をプロデュースしたのはセルジュ・ゲンズプールだ。

映画のシーンでもジェーンとゲンズプールの関係においても、愛し合っている二人を包むにはあまりにも悲愴なメロディ。
だけど、愛する想いが強ければ強い程、相手をいつか失う時が来ることを考えると心は絶望的に深い闇に包まれるのも確かだと思う。

2度目の演奏シーンは年老いて、アルツハイマーになった彼女が弾いている。
これ以上のストーリーテラーはやめておこう。

約20秒ほどの演奏シーンで彼女の人生が語られている。
とても効果的で素晴らしい音楽の使い方だと感じた。そして今までは聞き流していたこの小曲を何度も聴きいった。
ひとつの音が重く美しいことを知る。

Chopin: 24 Preludes, Op.28 - 4
この曲はショパンの葬儀でも演奏されたと言われている。



この曲に関心を持っていただいた方は↓コチラへ
You Tube 「Chopin Prelude No 4 via Five Easy Pieces」
この曲の演奏は数々見つかりますが、独特の雰囲気に見入ってしまいます。

You Tube 「Niagra Fallz」
映像はナイアガラの滝の風景ですが、BGMはジェーンバーキンが歌うJane Bです。
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by bingolgo | 2007-09-15 00:06 | You Tube

ゆっくり休んでください

9月12日、突然安倍首相が辞任された。
この時期、このタイミングの辞任ということで、呆然とされている方、ご立腹されている方々がたくさんTVには映しだされていた。

報道を聞く限りは責任をとっての辞任よりも、体調の原因が大きいようだ。
誰かのコメントにあったように「ポキッと折れてしまった」のだろうか。

厳しい意見があって当然だが、体調によるものならばやむを得ないと私は思う。
なにもできない状態で形だけ首相がいればよいというものではない。

参院選辺りから首相の置かれていた立場を考え、もし自分だったらと考えると安倍首相の心境はきっと耐え難い重圧と葛藤に包まれた日々だったことが想像できる。
連日自分を否定されるような報道が続き、身内の政党の人たちも味方よりも敵が多い状態でそれでも辞任しなかったのは強い志があったからだと思う。
ただ、その政策については国民の声がどこまで届いていたのかは不明であった。
しかし、体面を気にする人だったら選挙後にとっくに辞めていただろう。そのほうが自らが受ける傷も少ない。
罵詈雑言覚悟の上の続投であったが、ついに心と体が分裂してしまった。

安倍政権を振り返ってみるとトラブル続きだったが、多くは首相以外に原因がある。
対応の不味さも確かにあったとは思うが、それ以上に党全体の問題であったはずだ。
だが、なにかにつけて全ての責任は首相にあるような風潮の報道やコメントが続いた。
首相を選ぶ人が、選んだ人を平然と批判して問題の責任転嫁に利用していた気がしてならない。

今回の一連の流れを見て、改めてトップは孤独であることを感じた。
そして組織を動かすということはいかにトップに権限が与えられていてもそれだけでは非常に難しい。
特に利害を求めて集まるヒトが多い組織では著明である。
トップを“利用”することしか考えていない集団のトップに真面目で正直なヒトが選ばれた悲劇がここにある。

TVに映る、憔悴しきった安倍首相の表情を眺めていて、自分の会社にかつて居た何人もの人とイメージが重なった。

人間の強さと弱さ、醜さ・・脆さ・・・トップとは?
自分には決してできないことをやる立場の人の資質・責任について思い、軽々しく無責任に批判するだけではいけないと思い知った出来事であった。

首相でなくなった今、心からお見舞い申し上げます。
どうか、ゆっくり休んでください。
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by bingolgo | 2007-09-13 01:01

子供はまた子供に教えるもの

土曜午後から久しぶりに私の方の実家へ帰省した。
ここのところ影の薄かったじいさん(私の父です:以下、父)が存在感をアピールしようと大活躍してくれた。

今朝は父の誘導で川でアメリカザリガニ捕り~山へ移動してトンボ&セミ捕り~海へ移動して蟹&つぶ貝捕り~と、捕獲できるものは何でも捕るという息子大興奮の一日となった。

トンボの捕獲は5歳児にとってはまだ難易度が高く、網をブンブン振り回してもなかなか捕れない。息子が泣きそうになると、横にいる父が網を持ち、サッとトンボを捕まえる。
普段はゴロ寝をしているだけの父もこういう場面では活躍するのだ。

この爺と孫の姿を見ていて、子供に子供としての遊びをしっかり教えることは大切なことだなぁと思った。
人生は何十年かのスパンで何度か子供に戻らないといけない時がくる。
私は今、息子と遊ぶために自分の幼少時のことを振り返り、虫を捕る技を思い出しつつ腕を磨いている最中だが、この息子がオトナになり結婚して父となれば今のじいさんの役を今度は私がやるのだ。
それも息子よりは上手くないと人生の先輩としての面目が立たない。

今しっかり息子に子供アソビを伝授しておかなければ、彼が父親になって困ることになる。
自分が経験していないことを教えるのは難しい。
これから息子や娘が成長していく過程で、二人の経験値をあげてやることは二人だけではなくその次の世代の子供達のためにもなる。
こう考えると、教えてあげることの重要性が身にしみる。
自分が経験したことがないことも子供たちと一緒に経験してみないといけない。

といっても教えられることは限りがあるし、子供達は親が学んだこと以上のことを学ぶものだ。
結局は何でも一緒に楽しむ気持ちが大切なんだなと思った、まだ暑い9月の一日。
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by bingolgo | 2007-09-09 22:14

真っ赤な歯ブラシ

いつもと同じ朝だった。
朝食を食べて歯を磨き、水で洗おうと歯ブラシを見た瞬間、私は自分の目を疑った。

歯ブラシが真っ赤だったのだ。
歯ぐきから血が出た、というレベルではなく、文字通り真っ赤だった。

自分のカラダの中で取り返しがつかないことが起こったと思い、寝起きが悪い私だが、さーっと血の気が引き完全に目が覚めた。

口をゆすぐと、吐き出した水も同様に真っ赤である。
真紅に染まった洗面台の流しを見つめ、何が原因かを考える。

もしかして、食後の果物に赤葡萄を食べただろうか?

嫁さんに聞く。「さっき食べた果物は何だったかな?」

嫁さんは答える。「梨だけど?」
絶望感が私を襲う。ありえない。

「どうかしたの?」
「いや、なんでもない・・・」
重大な出来事は簡単には伝えられないものだと初めて知った。


もしかして、寝ている間に鼻血が出て、それが口の中に残っていた?

鏡を見つめるが、血の跡はない。頑丈な鼻を悔やむ。


もしかして、もの凄く歯ぐきが弱っていて、本当に大量出血したのだろうか?

もう一度歯を磨いてみたが、今度は白い泡が立つばかりだった。


胃か肺から出血していたのだろうか?最悪のシナリオが頭に浮かんだ。

もう昨日までの自分ではない、と諦めかけたその時、
一筋の光が見えた。

再び嫁さんに聞く。「もしかして、今朝食べたパンにはジャムがついていたかな?」

嫁さんは答える。「山田養蜂場のジャムに変えてみたけど?」


山田養蜂場のジャムはおいしいけれど、口の中に激しく付着する。
初めて食べる人は気をつけてほしい。

朝の出来事が心を引きずって今日は重い気分の一日だった。
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by bingolgo | 2007-09-06 00:07

新旧後輩の対面

今、私が会社で指導している後輩はこのブログに何度も登場しているタグチであるが、タグチが新人として配属される前にも指導していた後輩がいた。
彼の名はオオトリという。名前がオオトリなので必然的にケイスケと呼ばれるようになり、そのうち苗字とミックスされてトリケイと呼ばれるようになった男だ。

転職してきた彼だが、前職が口で売る商売をしていたせいか、絶妙な表現でその場しのぎをする。その場しのぎのつもりで墓穴を掘るのがトリケイの黄金パターンだった。

会議で担当先での仕事ができていないことを指摘され、針のムシロにあっている姿を見かねて私は助け舟を出したつもりだった。
「○○のほうは進んでいるよな?」

「ええ、そっちのほうは比較的・・・・まだです」
汗だくで答えるトリケイに誰もが脱力した。

他にも「6時ちょっと過ぎ前に行きます」、「その仕事はアンタッチャブルです」等、婉曲な言い回しに失敗する事例が数々に見られた。

そんな彼も昨年、隣の県に転勤となり、責任ある仕事を任された。
彼が送別会で「いろいろと親身になって指導していただいたのに、期待に応えられなくて申し訳ないッス」と嗚咽しながら去っていったのがつい先日のように思われるが、独り立ちした彼は新天地で頑張っている。

明日はトリケイがリーダーを務める会議にタグチがメンバーとして出席する。
新旧後輩の初対面である。私も一緒に同席する予定だ。

今日の夜、会社で遅くまで会議デビューするタグチにプレゼンの仕方を教えていたら、電話がかかってきた。
電話の相手はトリケイで、タグチの会議資料が出来ているかを心配してかけてきたようだ。
「大丈夫ッス。今、センパイに指導してもらってるッス」と答えるタグチ。

あのトリケイが先輩らしい接し方をしているのが微笑ましかった。
普段はしっかり者のタグチがフレッシュに思えた。

「あの・・明日はセンパイも来るんでトリケイさん緊張するって言ってたッスよ」

初会議で大仏のように硬直しているタグチと初司会で同じようにテンパっているトリケイの新旧後輩対面が楽しみだ。
会社の将来を背負う二人をしっかり見届けてきたい。
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by bingolgo | 2007-09-04 00:03

ハグ会がドゥーされたニュースを聞いて

ルー大柴さんが再び注目を浴びている。今回はご本人よりも、ルーさんが使う“ルー語”が注目されていてルー語大変換という書籍も先日発売された。

世間ではなんとなく怪しげなキャラと認知されている気がするが、私はルー大柴さんのメッセージは前向きで建設的、博愛の精神に溢れているので、ずっと気になる人であった。
今回は言葉を通じてルーさんの内面もクローズアップされており、これからはより人間的な評価が高まるような気がしている。

ルー大柴ブログ「together」によると9月1日、2日にDVD発売アニバーサリーハグ会がセーフティーにドゥーされたとのこと。

本人が握手ではなく、お客さんとハグをするという、ルーさんらしい素敵なイベントだ。
ルーさんが誰かれ問わずハグをするのは今に始まったことではないし彼以上に自然にハグができる人はいないと思う。

今回、再び注目を浴びるようになるまで長い年月があった。
だけど、その間もルー大柴さんは自分のスタンスを全く変えていない。
あのキャラは決して作り物ではないのだ。
私がルー大柴さんは本当にイイ人なんだと分かったのは探偵ナイトスクープの依頼におじいさん役として出演した時だ。
当時はルーブームは去ってあまりTVにも出演していない時期だった。
最後のハグにルー大柴さんの本当の姿が現れる。
この時から彼のファンになった。これから先も元気に活躍していただきたいと願っている。

この依頼の動画をYou tubeで発見しました。
ルーファンの動画職人さんに感謝です。
よかったら10分、ルーさんにタッチしてみませんか?本当にイイ話です。

探偵ナイトスクープ~ルー大柴似のおじいちゃん!!-亡き祖父への家族の思い
クリックで観れます。

ルー大柴ブログ together http://ameblo.jp/lou-oshiba/
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by bingolgo | 2007-09-02 23:36

大先輩からの 『Re: 』

今年、60歳で定年を迎えて、そのまま契約社員として同じ会社で働いているMさんからメールが届いた。
Mさんは同じ職場ではないのだけれど、味わいのある温厚な人柄でみんなに慕われている人生の大先輩だ。どういうわけか私のことを気にかけてくださっていて時折、独特の文体で風情のあるメールを届けて下さる。

セミ、蝉の一生

○○くん、ちょっと気温下がりました、セミの生涯、ミンミン、すさまじかったセミの鳴き声、心なしか少し静かになりました、
最近、街路樹の下を歩くと、弱ったセミやセミのなきがらが目につくようになりました、
この夏の猛暑、酷暑で、はかないと言われる、セミの寿命を、さらに縮めた?かもしれません、はかない、わずか二週間前後の命といわれます、セミは幼虫として数年、地下でいるようですね、
長い間、土の中で、羽化する日を待ち続け、太陽の下へ出れば、短い余命を燃やす、あのセミ、あの鳴き声、今年の夏はセミにとっても、記録的な猛暑だったのでしょうか?(ミンミンと、短い生を、セミが閉じ)
はかなさの例としてよく言われる、セミの一生、
●案外、セミにとって地中の生活が幸せなのかも?ミンミンと鳴いて、命を次の世代につなぐ、最後の苦しい10日-14日なのかも?、でも言いたい、セミの鳴き声が、無かったら寂しい夏になりますね(鳴き声に、元気勇気を、もらう夏)、セミさん、ありがとう!、、M



Mさんは俳句名人で朝日新聞の俳句欄の常連でもある。
Mさんのメールを読むといつも温かい気持ちになれる。
私は感想のメールを送り、夏がセミや人間にとって過ごしやすくなるように、エコロジーライフを始めたことも伝えた。そのメールに返信をいただいた。

Re:

たしかに 地球環境考えて 暮らしたいですね 自分に 出来る わずかでも 確かなことから したい
最近女房に、スーパーでは、日付の新しい ものを 選ばず、上にある 品物から買いなさい、と 言っています
皆が選ぶと、期限切れになり 廃棄になるから、です、是非○○家も、始めてください、、



Mさんは何歩も何歩も先を歩んでいらっしゃる。
尊敬できるのが仕事だけじゃないって素晴らしいことだと感じた。
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by bingolgo | 2007-09-01 01:10