30代後半男の惑い

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夏よさようなら

終わりが近づいてくることを感じる瞬間、それが楽しみなものであれば名残惜しさと寂しさがフツフツと湧いてくる。

例えば、コンサートでのアンコール。
例えば、旅行での最終日の夜。
例えば、花火大会で今まで以上に派手な花火が打ちあがったとき。

高校野球が終わると、夏の終わりを実感する。
ベスト8辺りから毎日が切ない。
こんなに暑いのに何故か夏ではないような気がしてくる。
私にとっては、夏でもないのに暑い、一番嫌な季節である。

夏が好きな人間なのに、“夏”と認めている時期が非常に短い。
学童の夏休みが始まってもまだ夏と認めず、梅雨が明けてやっと夏と認知する。
お盆前が夏のピークで、お盆から夏気分は急下降し、高校野球の終了で夏は終わる。
四季のひとつであるはずなのに、私にとっては大好きな夏は1か月もないのだ。

今現在、私にとって夏が最も遠い季節である。
次の夏到来まで340日ほどあるのだ。
まだ夏の気配は十分すぎるほど残っていることが逆に切ない。
潔く早く涼しくなってもらいたいと思う。

9月になればすっきり気持ちを秋モードにしたい。
今年は何の秋にしようかを考え始めた。

ヤフーのニュースに「カラマーゾフの兄弟」の新訳が人気と書いてあった。
しばらく骨太な本を読んでいないので、読書の秋もいいなぁと思う。
8月中に買いにいってこよう。

今年も夏のおかげで毎日楽しく過ごすことができた。
夏よありがとう。また来年を楽しみに秋を迎えよう。
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by bingolgo | 2007-08-23 23:42

年下のタメ口

今朝会社に出勤するとタグチがパソコンに向かっていた。
その時の会話。

私 「おはよう。こう暑いと歩いてるだけで汗がでてくるよなぁ」
タグチ「うん」

私 「タグチはスーツの下に半袖のシャツ着てるけど汗でベタベタしないの?」
タグチ「ベタベタして中はサウナ状態なんだよね。だけどまだ新人だから脱げないしねぇ」

私 「やっぱり周りの目を気にして着てるんだ」
タグチ「うん」

私 「・・・ん?」

会社員であることを思い出すタグチ  
「あっ、すいません!昨日久しぶりに友達と遊んだので会話が休みモードでした。申し訳ないッス!」

私も休日モードだったせいか、最初はタグチのタメ口に違和感を覚えなかったのだが、年下にタメ口で話されることが妙に新鮮だった。
学生時代にバイトをしていた頃は上下関係が希薄だったし、そもそも敬語を知らない後輩も多かった。
社会人になり、社会人と接する生活を送っていると年下にタメ口で話されることが長い間なかったことに気付いた。

いつか、年上であろうとタメ口で話すようになる候補生が二人いる。
娘と息子だ。
今もタメ口だけど、それはボキャブラリーが足りないことに由来しているだけだろう。
そのうち分別がついてもずっと二人はタメ口なんだろうな。
タグチの、フツーに「うん」と言ってる姿を見て、なんだか自分の息子みたいな気分になった。
あと20年したら、今日の会話を息子としていると思うと不思議だった。
ちびっ子が大人になったときの様子が今はまだ想像もつかないけど、あっという間に20年なんて経つのだろう。

いい大人になって年下にタメ口で話されるのって気持ちいいもんだと感じた。
言葉が上下関係とか利害関係とかを造りあげているんだなぁ、と改めて、思う。
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by bingolgo | 2007-08-06 23:30

PIANO MANからの手紙

いいことがない一日を終えてくたくたになって帰宅したら黄色い袋に入った小包が届いていた。
差出人を見ると高校時代からの友人のごっちょ氏だった。
なんだろうと思い開けてみると、ビリージョエルのライブDVDとVTRと手紙が入っていた。


Dear Masaki(ラバーズ風に。)

突然このような失礼をお許しください。  
先日はせっかく会える機会でしたのに残念に思っています。
昨年末、ビリーさんのコンサートへ行ってきました。
アホなので大阪公演に加えて福岡公演にも行ってきた次第です。
ビリーさんはハゲたおじいさんと化していましたが、やっぱり生はよかったです。
(中略)
人の家の家電の事情を全く考えずに送っております。
それではまた会えるのを楽しみにしています。また遊んでください。


ごっちょ氏には今年の冬に会う約束をしていたが、都合が悪く結局会えていない。
会ってゆっくり話したのはもう7,8年前のことではないだろうか。
高校時代、彼の影響でビリーさんを聴くようになり、いろんな曲を教わった。
同封されていたVTRはごっちょ夫妻と一緒に観に行った、1998年のビリー&エルトンジョンの大阪ドーム公演のVTRだった。思い出の品として楽しんでください、と手紙には書いてあった。

心に切ない風が吹いて帰宅したのに、この贈り物と手紙を読んで芯から温かい気持ちになれた。

いつの間にかビリージョエルの音楽を聴かなくなってしまっていたな。
彼は今もビリーが大好きで、私も好きだろうと思い、来日コンサートのDVDを送ってくれたのだろう。
ビリーのDVDを鑑賞しながら私のことを思い浮かべてくれたことが嬉しい。
友達っていいな。
会っていなくても昔のまんまでいてくれる。

ごっちょはビリージョエルの『PIANO MAN』が大好きだった。
お気に入りのビデオを見せながら、「この演奏はイイから常に聴きなさい」、といって音だけをカセットテープに録ってくれたこともあった。
PIANO MANが流れてくるとごっちょ氏のことを思い出していたのに、忙しさにかまけて、私からは何も彼にしてあげることはなかった。
以前、電話口で彼が言っていた、「たまには電話くらいしてくれよ」 は社交辞令ではなく、本心でそう思って言ってくれていたんだと、この贈り物を手にしてはっきりとわかった。
ごっちょ、ごめんよ。

近々返却を兼ねて会いにいこう。
ちょっと遅い時間だけど、今からお礼の電話をしよう。
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by bingolgo | 2007-08-02 23:06