30代後半男の惑い

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多国籍なアメリカ土産

先日、アメリカの医学会聴講へ出かけた社内の先輩へ営業所一同からささやかな餞別を送ったところ、帰国後にお土産が届いた。
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“アメリカに行ってきました”風のタオルである。
小額のお祝いしか送っていないのに、お土産を送られるなんて申し訳ないなぁ、律儀な人だなぁ、とタグチくんと話していたら、タグチが言った。

「あの・・このタオル、綿100%って日本語で書いてあるっス」
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表示を見ると確かに書いてあるし、日本語で中国製とも書いてある。
「これはどこで買ったんだろうね」と笑いあった。

今日、その凱旋帰国者と会う機会があり、尋ねてみると「出発する前にカタログで注文した」との事だった。旅行会社から旅行のしおりと共に送られてくるお土産カタログである。
今まで利用したことがなかったので知らなかったのだが、日本に輸入したものを買う形になっているために表示が日本語になっているようだ。

日本語表示のお土産の意味を知ると、頂く側は少し気を遣わせちゃったような感じがしてしまうな。
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by bingolgo | 2007-06-25 23:55

世界一、切なく美しい演奏~追悼 羽田健太郎氏

『題名のない音楽会21』の司会を務めた羽田健太郎さんが亡くなり、先日追悼番組が放映された。
番組を観ていた嫁さんが、「シェルブールの雨傘」を作曲したミッシェル・ルグランと羽田氏が協演する場面をビデオに録画してくれていたので鑑賞した。
私はこの映画と音楽が大好きで、非常に思い入れが深く、大学時代のダンサー生活最後のフィナーレ曲としてもこの曲を使った。
映画「シェルブールの雨傘」は全編を通してセリフが音楽なので、本当は「シェルブールの雨傘」という曲はたくさん存在する。一番有名なのが今回演奏された、主人公のギイとジュヌヴィエーブの別れの場面を中心に何度も流れるメインテーマともいえる旋律の部分だ。

私はこのメロディは映画音楽の中で世界一切なくて美しいメロディだと思う。
繰り返される旋律の強弱、テンポが二人の会話に合わせて変化していく。
まるで感情の波がそのまま現れているよう。
映画では二度別れのシーンで使われる。このメロディに溢れているものは哀しみだけではなく哀しみを乗り越える強さも溢れている。

前置きが長くなったが、二人の協演は最高に素晴らしかった。
激しく心が揺さぶられる。
ミッシェル・ルグランに憧れていてこの曲が大好きだった羽田氏がピアノを弾いているときに見せる嬉しそうな姿を見ているうちに自然に涙が溢れた。
ピアノの向こう側に憧れの人がいる喜びや幸せが伝わってきた。
「生きててよかった」と感じている顔だ。

二人のこの曲への想いが完全に融合した演奏だった。
オーケストラで演奏していた神奈川の演奏もピアノから立ち上がり指揮をするルグラン氏に引き込まれ一体感が強くなり、どんどん大きなうねりのような素敵な演奏になっていく。

演奏が終わると観客からもの凄い拍手と歓声が上がった。
団塊の世代リクエスト特集で実現したこの競演だが、嫁さんの亡くなったお父さんが若かりし日にシェルブールの雨傘を映画館で見たときも幕が下りると館内から拍手が起こったと言われていたことを嫁さんから聞いた。
過去も未来も、見聴きするものに感動を与える曲であり、映画であるだろう。

「もう一度演奏を聴きたい」、そう思ったが羽田氏の演奏を聴くことはもうできない。
羽田氏は世界一、切なく美しいメロディを 世界一、切なく美しく演奏された。

まだお若い羽田健太郎さんが亡くなってしまったことは悔やまれるけれど、この演奏はこれから先もずっと忘れないと思う。
同じ曲へ同じ想いを持った人間として、素敵な演奏を残していただいたことを心から感謝したい。ご冥福を心からお祈り申し上げます。


この記事を読んでいただいた皆様にも素晴らしい演奏を聴いていただきたいです。
YOU TUBEで観れることを、この演奏の事を記事にされている「羅紫の日記」さんのブログで知りました。

ぜひご覧ください。
YOU TUBEの映像は→ココをクリック
羅紫の日記(ブログ)→ココをクリック

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by bingolgo | 2007-06-24 19:04 | You Tube

たくさんの命が住むアトリエ

ついに南青山の岡本太郎記念館に行ってきた。
アクセスマップをプリントアウトして行ったのだが、付近に案内はなく、閑静な住宅街の中にひっそりと岡本氏のアトリエが現れた。
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館内のレイアウトはロビーの2階に2部屋作品の展示室があり、1階はアトリエと応接間になっている。
実は岡本太郎さんの作品を直接目にするのは初めてだったので、かなりわくわくしていた。
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ミニチュア太陽の塔が映像をバックにライトアップされていた。左の油彩は1973年作の「海辺の肖像」だ。岡本氏の作品には眼玉が描かれているものが多い。
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岡本太郎といえば“芸術は爆発だ!”のフレーズが有名だが、本人は“芸術は呪術である”とも言っている。

芸術は呪術である。
人間生命の根源的渾沌を
もっとも明快な形でつき出す。
人の姿を映すのに鏡があるように、
精神を逆手にとって呪縛するのが芸術なのだ。

また、芸術は絶望を彩ることだとも語っている。

生きる瞬間、瞬間に絶望がある。
絶望は空しい。
しかし絶望のない人生も空しいものだ。絶望は、存在を暗くおおうのか。
誰でも絶望をマイナスに考える。
だが、逆に猛烈なプラスに転換しなければならない。
絶望こそ孤独のなかの、人間的祭りである。
私は絶望を、新しい色で塗り、きりひらいて行く。
絶望を彩ること、それが芸術だ。
絶望するとき、あたりがくろぐろと淀む。
その虚しさを抱きながら、私はまったく反対の世界をひらくのだ。

 引用:川崎市岡本太郎美術館所蔵作品集より


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アトリエを覗くと、今も作業をしているかのような雰囲気が残されていた。
というより、館内に足を踏み入れると岡本太郎氏の存在をすごく強く感じる。
後ろから本人が登場するのではないかと思えるくらい、目にするものすべてが“生きている”感じを受けるのだ。
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誰でも知っている作品のアングル。太陽の塔の顔と岡本氏デザインの近鉄バッファローズのロゴマーク
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応接間 リアルな彫刻。
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庭にある作品群はまるで生活している住人みたいだ。

庭の隅には癒される空間が広がっていた。
「犬の植木鉢」とペコちゃん風の女の子がこちらを見つめていた。
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ここに置いてある作品は岡本氏の芸術活動のごく一部であるが、どれも鮮烈な生気を発している。どれもが“岡本太郎”であり、今も生きている。
漫然と過ごしている自分に岡本太郎さんから渇をいれられたような気がした。
故人を偲び、故人を懐かしむ場所では、決してない。
また来たいと強く思い、館を後にした。

参考URL:岡本太郎記念館
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by bingolgo | 2007-06-23 23:59 | 写真つき日記

お気の毒クイズ:間違いを探せ

最近は病院が患者向け広報誌を作っています。
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病院の広報誌をパラパラとめくっていたら、表紙のイラストになった写真を発見。
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へぇ~上手に表紙のイラストは描けているなと感心して改めてよく眺めると・・・
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ものすごくお気の毒な間違いが・・・
わざと・・・でしょうか・・・?




ヒントは天橋立です。
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by bingolgo | 2007-06-16 00:41

幸せは相対的

会社で同僚の愚痴を聞いていて幸せって相対的なものだなと思った。
後輩は大きな買い物をしたため、夕食を抜いてるにもかかわらず、生活費がピンチであることが辛いという。
先輩は、将来の嫁さん候補とデートをしてもいまいち気に入らないことが続いていることが虚しいという。

食べ物がなく、生きるか死ぬかの生活をしている人にとっては、目の前に食べられるものがあればそれで幸せを感じるだろうし、デートさえするチャンスがない人にとっては誰かと一緒に時間を共有できればそれだけで幸せを感じるだろう。

逆に株式市場で何億というお金を動かしている人にとっては100万の儲けでさえ、ありがたみを感じないかもしれないし、絶世の美男子であればラブレターが100通届いても嬉しくないかもしれない。

その時その時の自分の環境次第で幸せの基準は違う。
人間は欲深い生き物なので、もっと幸せになりたいと願う。
自分が不幸せだと感じるときは必ず原因は自分にある。
自分が幸せだと感じるときは原因は自分以外の人やものにあることが多い。

自分と自分以外のすべてとの間で幸せは相対的に揺れている。
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by bingolgo | 2007-06-15 00:55 | 惑い

30代後半、おやじ世代か?

たまにこのブログにコメントをくれる犬飼ケンジさんは携帯電話が私と同じソフトバンクで、前々から契約プランの変更を検討していた。
先月ホワイトプランというオトクなプランにしようかどうかを私に相談してきたが、確か二月頃にもプラン変更について相談の電話が度々あったことを思い出した。
彼はとっても慎重な性格である。

すっかりそんな相談のことは忘れていたが、今日犬飼ケンジさんよりメールがあった。

  |
  |ようやく機種変更しました。
  |とりあえずホワイトプランで
  |様子見です。         
  |                 
  |=犬飼ケンジ=

おお、今まで悩んでたのか!そしてまだ納得してはいないのか!と驚いた。
ちゃんとメールで報告をくれる、律儀な性格の彼である。

ところが、メールをよく見ると、上の文章は本文のスペースではなく、件名のスペースに書いてあった。
その旨を返信で伝えると、

  |ホンマや。オッサンやから
  |使い方がようわからんわ・・
  |

と返信がきた。
30代後半男が本物のオッサンを感じさせた瞬間である。
あまりにもオッサンが似合うシーンだった。

彼は若い頃から無理やりオッサンキャラを演じている風があったが、ついに演じる必要がなくなった。
彼の名誉のために書いておくが、見た感じは服や身だしなみには気を遣う、爽やかで紳士的な彼である。
だが、その状況でその失敗そのコメントはおやじ認定当確である。

同じ年の友人をおやじだと思ってしまうのは後5年は先延ばしにしたいところなので、あえて返信しなかったよ、犬飼くん。
まだおやじとは認めてあげないのだ。


ちなみに同じくコメントをいただいているtomokunpeさんのブログタイトルは父親という意味の親父と思い込むことにしている。
tomokunpeさんのブログは→ココをクリック
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by bingolgo | 2007-06-04 23:14

犬との相性

大きな公園に併設されている動物ランドに入場した。
いろんな動物が放し飼いにされていて、ふれあうことができるので、子供たちは大喜びだ。
その中でもメインはワンちゃん。
小型犬と大型犬に分けられたゾーンに計100匹以上のワンちゃんがいた。
子供たちはミニチュアダックスフンドや日本スピッツのような可愛らしいワンちゃんが気にいったようだ。
私は子供たちの様子を観察しながら、近くに寄ってきた犬と遊んでいたのだが、犬と人間も第一印象の相性があることに気付いた。

ゾーンの中には3匹、ブルドック系の犬がいたのだけど、彼らはどの犬も、ものすごくなついてくるのだ。他の人に触られても無反応なのに、私が触ると異常に興奮してじゃれてきて、最後はお腹を見せて寝転がる。
この様子を見ていた嫁さんから「あなたの前世はブルドックだったんじゃないの?」と笑われた。
子供たちはブルドックの顔が恐いようで、私に近づいてこなくなった。
子供のみならず、たくさんいる他の犬たちも近づいてこなくなり、私とブルドッグの蜜月状態が続いた。

なんとなく、以前から感じていたことなのだが、ヒトと犬種との相性はあると思う。
私は柴犬やブルドックには愛される。
だけど、コリー系、テリア系の犬には無視されやすい。

ま、友達になるなら忠実な犬や無骨な顔してるけど優しい、意外性のある犬がいい。
と、自分を納得させている。
実社会での友達のイメージとダブるところがあるなぁ。。。
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by bingolgo | 2007-06-03 09:10

青空を見上げると

5月の最終日、私の住む地方は気持ちよい五月晴れでありました。
何気なく青空を見上げると、いろいろな形の雲がたくさん浮かんでいます。

雲の形を眺めながら、子供のようにいろいろと想像するのもいいものです。

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飛行機は飛んでいないのに、まるで飛行機雲のよう。

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写真ではわかりにくいですが、クラゲの群れのような雲。


ゆっくり動いていく雲、ゆっくり形を変えていく雲を眺めていると、下界でアクセクするのが
馬鹿らしくなってきます。
空には別世界が広がっています。

いいことに気付いた日でした。
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by bingolgo | 2007-06-01 00:52 | 写真つき日記
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Welcome to my life!


by bingolgo
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